ice time lag

執筆日:2025年5月6日&2025年6月20日


 タイムラグが必要かもしれない、という話をいつかの記事で書いた気がするがもう一回その話をする。

 書いてしばらくしてから公開、というスタイルが自分に向いているなとまた思った。書いた後に自分の中に「許可」というフェーズがある。ハンコを押して「はいどうぞ通っていいですよ」という明確な許可でなく、書いてしばらく放置して、その間にすごくゆっくりなんとなくいつの間にか許可のゲートを通過している、魔法のゲート。

 前回の記事も執筆日をわざわざ記すか、と思えるくらいには執筆日と公開日と離れている。魔法のゲートを通過するのに時間がかかった。

 この記事も魔法のゲートにかけられる。これが公開されているということは魔法のゲートを通過したということ。それでいえば『空に月なんてもういない』はもう一回魔法のゲートを通している途中です。

 この魔法のゲートをもっと大事にしていきたい。言葉にしないからこそ強くない気持ちでいられるものが言葉に変換した瞬間に自分の中ですごく強い感情になってしまうことはないか? 口に出したらヤバいことは口に出さないことでふわっとした感情でとどめて置けるから良いんじゃないのか……という思いと似たような感じで、発信せず自分のところだけに留めるものと留めないものを分けるためにも魔法のゲートを大事にしたい。『suuhai』というタイトルの記事を書いていたけどこれは私だけのものだ。


前回の記事について

 前回の記事を自分で読み返していたら、よくあの例えが出てきたなと思った。そうだ水道管を爆破したかった。

 若干の齟齬が生まれているかもしれない可能性を考慮してここで修正を挟みますが、「瑕疵の少ない人生」は人を殺すとかそういった根本的なそれで、「暴力はあらがう強さ」というのはこれは自分でもわけがわからないけど多分、粉骨砕身の気概で何かを成し遂げるとかそう言ったニュアンス。それ以前に出てきている「暴力」とは語義を異にします。

 終始例えだらけの一記事になっているけどこれくらいじゃないと魔法のゲートを通せないんよな。

 それに関連して例えだらけの中で引越しをしたという話が出てきたがそれは本当。近所には穏やかな川、川の向こうにはシュヴァルツヴァルトが広がっていて大きなレバノン杉が裏門のすぐそばにある花園に囲まれた親戚の家……に住むことになった。これも全部例えで普通に日本のよくある住宅だけど、見立て遊びをするのならそんな感じ。あれはレバノン杉だ。自分の唯一のスペースがようやく得られたのがだいぶ嬉しい。



 色鉛筆を殺さずデジタル移行するにはみたいな命題を抱えていたがそれがようやく解決しつつある。同じことやるしかないんだ。地道にちまちま書いていくしかないんだ。でも色鉛筆絵を殺さずデジタルでも書いていけそうで良かった。これを機にペンタブを買いたいという思いもあるが指書きでいるからこそ腱鞘炎にならずに済んでいる感があるのでしばらく保留。

 それと昨今のAIがどうの……でウォーターマークもどきをうっすら入れていた時期もあったことを思い出した。これただ一つというウォーターマークが生み出せなかったので今回は日付とタイトルを入れることにした。思ってたよかしっくりきている。

(絵を書き終えてから一週間くらいたった今更気づいたんですがセドランの服の配色間違えてるやん。ティアやステアの服は細かい箇所のデザイン変更を割としたりしていますが今回のは完全にミス)。


ここはいったいどこなのか

 この記事を公開予定の2025年6月22日はこのサイトを作ってから4周年らしいです。今は記事ページとしての機能しかないので厳密にはこのブログを書くようになってから4周年という気分です。最近はちゃんとサイトを作るよりもその時間を文字を書く時間に充てたいと思うようになってきており、ここいらで改装するする詐欺罪をそろそろ自白。ただ、既存の小説サイトのアップロード時に必須のカテゴリ分けが未だに呑み込めないところがあるので自分のHP作ろうや、という気持ちもある。矛盾してる。



拍手

 しばらくwaveboxの存在を完全に忘れていたんですが、拍手や雪の結晶とか、色々押していただき豊かな気持ちになりました。ありがとう。

 それと暗い話が多いので拍手って感じじゃねえなと思ったのでうなづく絵文字を加えました(頷く絵文字なのか……?)。twitterだと「このいいねは〇〇という気持ちと△△という感情を込めたいいね……!」と思い押すことが多かったんですがwaveboxはカスタムできて便利だね。とはいえこの絵文字はこういう感情だと受け取ります、というのは特にないので目が合った絵文字どれでも押していただいて大丈夫です。

 押していただいてありがとう!

 

 別ページで遅れに遅れたお返事です。

コンフィグさん