つよつよ筆圧、ガラスペンを持つ

ガラスペン記事書きたい&書いてるという発言を数度繰り返してようやく書きあげたガラスペンの話。

一体どうやってガラスペンの美しさと使い勝手の良さを言葉に詰め込もうか迷いに迷った結果、書いていた文字を消し写真に委ねて文控えめにしようということになった(筆圧の話もしたかったのでそれは後半に綴っている)。

ということでレッツガラスペン記事。


木軸だったり持ち手部分に金属のグリップついていたりするやつ等々色々あるけれど自分が持っているのは頭からしっぽまでガラスのガラス軸ガラスペン。




ガラスペン&ペン置き。見る角度によって若干色が変わってくる美しさがただただ尊い。下の写真は上の写真と同じガラスペン。

自分が選んだのは夜空モチーフで普通のよりもキラキラしている(写真じゃ分かりづらい)。

青のガラスの上に紫のガラスを重ねている……らしい。よく見ると外側の色が薄い所が淡い紫色。



ガラスペンで書いた文字。一回インク付けると結構書ける。

以下二枚はガラスペンを使って描いた絵(ちょっと色味が違うけどインクの色は同じ)。青と紺のところがガラスペンで書いたところ。

ガラスペンは数年前に北海道に旅行へ行った時に小樽にある北一ヴェネツィア美術館ミュージアムショップというところで買った。PILOTのインク瓶と上の方の写真にあったペン置きとガラスペンがセットになって五千円くらい。ガラスペン単体だと四千円に満たないくらい。多分ガラス軸ガラスペンの中では安い方(高いものだと一万を軽く超えてくる)。

ガラスペンの色・軸の形状(写真みたいなぐるぐるか三角か)、ペン置きの色、インクの色等々選べるのでカスタマイズ愛好オタクとしては結構楽しい。あとペン先の太さまで選べる(確か7~8種類くらいの中から太さが選べた。自分のは二番目にペン先が細いもの)。

夜空モチーフのペンだったのでじゃあ月色のペン置きだろ!!と思ってペン置きは黄色を選んだ。


インクもセットで買うと綿が付いてきて、なんじゃこりゃと思ったけどもペン先が壊れるのを防ぐためにインク瓶の中に綿を入れるらしい。



筆圧とガラスペン


昔、とてもとてもお気に入りのシャーペンが壊れてしまった時にシャーペンの墓を建てたことがある。墓と言っても白い紙に「シャーペンの墓○○年△日×曜日」と書いてその上にシャーペンを横たえて造花を一輪横に添えただけの墓。それを一年くらい部屋の片隅に飾っていたことがある。強い筆圧と酷使によりお気に入りのシャーペンはある日突然息絶えた。

その日はいつも通りシャーペンを使っていた。芯が出なくなったのでカチカチカチカチするものの一向に芯が出てこない。シャーペンを振ってみる。中で芯が上下する音がしていた。芯はあった。それにも関わらず芯が姿を現さない。カチカチカチカチしているといつもとカチカチ具合が違うことにすぐに気づいた。空振りしているような感触だった。

そのお気に入りシャーペンは上の画像のように握る部分に不透明のラバーが付いているものだった。固定されていてのでカッターで切断するほかにラバーは外しようがなかった。

カチカチしていると妙な確信を得て、自分はカッターを手に握ってラバーを切った。

するとその下でシャーペンは砕けていた。砕けてシャーペンは真っ二つになっていた。落とした記憶も踏んだ記憶もなかったので砕けた原因は数年にわたる酷使とちょっとつよつよな筆圧のせい。

取り外しができないタイプのラバーだったのでひびが入った段階でも気づかず砕けるまでマジで何も分からなかった。その出来事以降自分の筆圧がやたらと気になるようになった。握力はよわよわでも筆圧はつよつよだった。それまで液タブを筆圧で壊すって一体どうなんだよと思っていたけれどその瞬間から認識が変わった。自分は液タブきっと壊す。エキショウタブレット、コワイ。

そんな出来事があったのでガラスペンも砕くかもしれないな……なんて思っていた。しかしいざ使ってみると意外と怖くない。筆圧つよつよピーポーにも意外と馴染む。ただペン先がガラスなので書いているとペン先が削れてくる……(馴染んできたともいえるが……)。

ペン先が削れてくる恐怖は若干あるけど握っている場所を砕きそうな心配は全くない。例え落としても一メートルくらいの高さからカーペットへ落としたくらいなら多分壊れない……?(落としたことはないので落としたい人は自己責任でどうぞ)


あとさいごにはなったけども、ぐるぐる軸でも普通に持ちやすい。あと可愛いし綺麗。

何はともあれガラス軸ガラスペンはいいぞ!